クサすぎ注意!レインシューズの匂い対策特集

クサすぎ注意!レインシューズの匂い対策特集

素材臭に汗蒸れがプラスされたレインシューズの匂い。
「ウッ…」となったことがある人も多いでしょう。
レインシューズを気持ち良く履くための匂い対策をご紹介します。 2018年01月28日作成

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素材臭に汗蒸れがプラスされたレインシューズの匂い。
「ウッ…」となったことがある人も多いでしょう。
レインシューズを気持ち良く履くための匂い対策をご紹介します。 2018年01月28日作成

レインシューズのニオイの原因

梅雨時期がジメジメとするように、雨の日は湿度が高くなるもの。梅雨以外でも、春や秋には雨続きの日があったりして、レインシューズの出番も案外多くなります。

でも、レインシューズは秋冬のブーツ以上に匂いに悩まされませんか。レインシューズはゴムやPVC、合成皮革で作られるものですが、どれも素材特有の匂いがあります。しかも、これらの素材はいずれも通気性が悪く、レインシューズという密閉性の高い構造から、汗蒸れが靴内部にこもってしまうのです。汗蒸れは雑菌が繁殖するのにもってこいの環境で、雑菌と汗とが混ざることでイヤな匂いの原因に。匂い対策をしないままで履き続けると、とんでもない悪臭になってしまいます。

何より、訪問先でレインシューズを脱いだら「クサイ」なんて、とても恥ずかしいですよね。

消臭方法その1)陰干しでしっかり乾燥

レインシューズを履いてのお出かけ後は、しっかりと乾燥させることが匂い対策の上では大切です。風通しの良い場所に置いて乾かしましょう。ゴム素材は特に日差しに弱く、変色やひび割れの原因となります。直射日光は避けて、陰干しすることをオススメします。

また、早く乾かしたいからといって、ヒーターやヘアドライヤーをあてて乾かすのはNG。熱に弱いので、素材を傷める原因となります。

市販の乾燥剤、あるいはブーツに対応するシューズドライヤーを使いましょう。シューズドライヤーはリーズナブルな機種でも、脱臭や抗菌機能が付いている場合があります。これならカビ対策にも有効そうですね。エコな方法として、新聞紙を丸めて詰めておく乾燥方法もあります。新聞紙を使う場合、湿ってきたら新しいものに取り換えることがポイントです。それから、新聞紙は筒型にさしておくだけでも、型崩れ防止にもなりますよ。

消臭方法その2)スプレーでサッと消臭

レインシューズの「モワ~ン」とした嫌な匂い、脱いだ瞬間がピークに感じられますが、その後も臭っていますよね。自宅では家族に嫌がられ、訪問先でも恥ずかしい思いをする厄介なものです。今すぐこの匂いをなんとかしたい!と即効性を求めるなら、やはり消臭スプレーがオススメです。

香り付きタイプは、レインシューズの嫌な匂いと混ざって失敗した、という声が聞かれます。こうしたリスクを避けるにも、無香タイプを選んだ方が良いでしょう。また、スプレーは履いた後だけでなく、履く前にも吹き付けておくと効果が高まります。ボトルが小さいものであれば、バッグにしのばせておくのに便利。

外出先で、さりげなくシュッとできます。この場合、ボトルデザインもオシャレだと、恥ずかしさが少ないでしょう。

消臭方法その3)重曹パワーにおまかせ!

お掃除の必需品としてすっかりおなじみとなった「重曹」。家にあるという人も多いのではないでしょうか。この重曹、なんとレインシューズの匂い対策までしてくれるというから驚きです。用意するものは、重曹2分の1カップと使い古しの靴下かストッキング一足だけ。

靴下またはストッキングの片足ずつ重曹を入れ、こぼれないようにしばってレインシューズに入れて一晩置きましょう。重曹が匂いも湿気もオフしてくれます。とっても簡単で3ヶ月を目安に繰り返し使えます。最後、重曹を捨てるのはもったいないので、洗濯に使いましょう。洗剤も半分の量ですみますよ。重曹は天然成分だから安心・安全。エコな消臭方法としてもオススメです。

消臭方法その4)保冷剤から消臭剤を作ってみよう

要冷蔵、要冷凍の食品を買ったときにもらえる保冷剤、捨てるのはもったいないからと、ため込んでいませんか?実はこの保冷剤の中身を利用して消臭剤を作ることができるんです。保冷剤に使用されている「高吸水性ポリマー」という成分は、紙おむつや消臭剤にも使われている成分で、100均などで器を用意して中身を盛るだけでOKです。

それだけじゃ味気ない…という場合は、ラメやビーズをのせたり、絵具で色を付けたりと、アイデア次第でかわいくアレンジできます。アロマオイルを垂らせば、芳香剤にもなりますよ。

毎日履かないのもニオイ対策のひとつ

意外と盲点なのが、履くのを休むという対策法。雨続きだからといって、同じレインシューズを履き続けるのは、匂いがこもる原因にもなります。普段履く靴のように、レインシューズも何種類か揃えたいもの。タイプの違ったデザインを選べば、雨の日のコーディネートもきっと楽しくなるはずです。

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