今年のトレンド「極太チャンキーヒール」
MIU MIUやプラダ、シャネルやセリーヌなどの有名ブランドが発表した2017年春夏コレクションには、極太ヒールを取り入れているブランドが目立ちました。この極太のヒールは、「チャンキーヒール」と呼ばれています。
フォーマルな装いにも使えるだけでなく、デニムやボヘミアンスタイルなどのカジュアルなファッションとの相性もばっちり。さらに、太いヒールはデザイン性の高さだけでなく、機能性も兼ね備えています。今回は、そんな太ヒールの魅力をご紹介します。
「チャンキー」は「ずんぐり」と言う意味
チャンキーヒールの「チャンキー(chunky)」には、「ずんぐり」「厚手の」という意味があります。この「ずんぐりヒール」=「チャンキーヒール」が今年のトレンド。シンプルなデザインのパンプスが多いので、コーディネートもしやすくおすすめです。
ヒール部分がウッドやコルク素材のものは、今注目のボヘミアンスタイル(ヨーロッパの民族衣装や、ジプシーテイストを取り入れたファッション)との相性も抜群です。
太いヒールは安定感抜群
ピンヒールに比べ、チャンキーヒールはヒール部分が太い分だけ安定感があります。太いヒールで体重をしっかり支えてくれるので、足にかかる負担も減らしてくれます。ストラップがついたデザインなので足をしっかりホールドし、見た目よりもずっと歩きやすくなっています。
足を長くキレイに見せてくれる
太ヒールには安定感があるので、いつもよりも高いサイズにだってチャレンジできます。高いヒールは足首とふくらはぎを引き締め、メリハリのあるキレイな足のラインを演出してくれます。
また、ヒップとウエストのラインも上がるので足長効果も。さらに、つま先の長いポインテッドトゥが足長効果を倍増し、スタイルを良く見せてくれます。
背筋が伸びて姿勢をキレイに
高いヒールを履くと、バランスをとるために無意識に背筋が伸びます。また、足長効果と相まって、後ろ姿もキレイな姿勢美人にしてくれます。背筋を伸ばすと見た目年齢も若くなるといわれています。背筋が伸びた姿勢が若々しく感じさせるだけでなく、肩が下がり首が伸びる形になるので、首から顎にかけてのフェイスラインもスッキリと見せてくれます。
体を華奢に見せてくれる
太いヒールはボリュームがあるので足元に重心が来て、視覚効果で全身が華奢に見えます。ヒールの足長効果との相乗効果で、スタイルも良く見せてくれます。コーディネートのおすすめはシンプルな洋服と組み合わせること。シンプルなシルエットと重めの足元の相乗効果で、より華奢に見せてくれます。
太ヒールを選ぶときは疲れないものを
良いことずくめの太ヒールですが、デメリットもあります。ヒールが太い分だけ、どうしても重くなってしまうのです。ピンヒールよりも歩きやすいのですが、重さがある分どうしても疲れやすくなってしまいます。
そのため、太ヒールのパンプスを選ぶときは、デザインを考慮しつつ、疲れにくいものを選ぶことをおすすめします。できるだけ軽いパンプスを探すのはもちろんですが、クッション性の高いインソールを使って足の負担を減らしている商品がベターでしょう。
足をホールドしてくれるタイプも足が楽なので、パンプスであればストラップがついているもの、サンダルであればレースアップタイプやグラディエータータイプがおすすめです。スタイルアップ効果や歩きやすさなど、メリットだらけの太ヒールパンプスは、このシーズンのマストアイテムです。ぜひお気に入りの一足を見つけてみてくださいね!
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