毎日仕事で使っているパンプスは気付かないうちにシワやキズが入ったり、ヒール部分がボロボロになっています。そのままにしておくと、ズボラな女性に思われてしまうかも。簡単にできる5つのお手入れ方法で、パンプスをキレイに長持ちさせましょう。
基本のブラッシング&栄養補給
パンプスでよく使用される天然皮革はわたしたちの肌と同じように、お手入れを必要としています。特に大切なのが乾燥対策です。パンプスは乾燥した状態が続くとひび割れの原因となり、一気に見た目もボロボロな雰囲気になってしまいます。パンプスをキレイに保つためには、月に1回はブラッシング&栄養補給でケアしましょう。
必要なものは靴用のブラシ、布切れ、乳化性靴用クリームの3つです。まず靴用ブラシで靴全体のホコリをキレイに落とします。靴底やヒール部分も忘れないようにしましょう。次に乳化性靴用クリーム(固形ではなく、クリーム状のもの)を布切れに付けて、薄く均等にパンプスに広げていきます。汚れを落としたブラシでもう一度パンプス全体をブラッシングすることで、クリームが細かいところまで馴染んでくれます。最後に布切れを使って磨き上げましょう。
パンプスをキレイに保つにはこれで十分です。慣れてくれば1足10分ほどで仕上げられるので、月に1回であれば楽々です。さらにキレイに仕上げたい場合は、乳化性靴用クリームを使用した後に固形の油性ワックスを使用すると、光沢が強くなりピカピカになりますよ。
防水スプレーでキレイが長持ち
梅雨の時期などにパンプスに防水スプレーを使う方は少なくないと思います。ただ防水スプレーは雨以外の汚れ対策にも効果的なんです。防水スプレーをしておくことで、表面に薄いコーティングができるので、パンプスに汚れが付着しづらくなります。1日の最後にさっと固く絞った布切れで拭いてあげるだけで、汚れも簡単に落とせます。月に1度ブラッシング&栄養補給する時にあわせて防水スプレーをするのがおすすめです。
インソール交換も忘れずに♪
食事の機会など、意外と人前でパンプスを脱ぐ機会ってありますよね。仕事仲間や得意先の前でパンプスを脱いで、インソールが汗ジミで黒くなっていたら、どんなに普段仕事ができても、評価はガクッと下がってしまいます。忘れがちですがインソールは少し汚れてきたかな、と思ったら早めに交換するようにしましょう。消臭素材やクッション性が高いものなど、機能性インソールも発売されています。インソールを交換するだけでヒールの履き心地が良くなることもあります。
自分でもできるヒール部分修理
パンプスの中でも特にハイヒールなど細いヒールの場合、気付かないうちにヒール底がボロボロになっていることがあります。大事なパンプスだからと修理に出すと、新しい安めのパンプスが買えるぐらい費用がかかることも。そんなときは自分で修理してみましょう。ホームセンターやネットショッピングサイトには、自分で交換するための靴底修理キットが売られています。値段も500円前後で、ピンをトンカチで取り付けるだけなので簡単です。靴底がすり減ってきたり欠けたりすると、履き心地にも大きく影響するので早めに修理してくださいね。
大事なパンプスにはシューキーパー
ブーツや男性の革靴でシューキーパーを使用するのはよく見るかもしれません。実はヒールのあるパンプスでもシューキーパーは重要です。女性の靴は靴自体の面積が小さいため型が崩れやすいので、大事にしているヒールがあるパンプスは履いた後にはシューキーパーを使って大切に保管しましょう。最近では可愛らしいデザインのものや、キャラクターもののシューキーパーもあります。インテリア感覚で好みのものを見つけてください。
5つのお手入れ方法でヒールのあるパンプスをいつもキレイに♪
今回ご紹介した5つの方法は、時間も特別な技術もいらない簡単なものばかりです。普段からのちょっとしたひと手間でお気に入りのヒールのあるパンプスをキレイに長持ちさせましょう。
パンプス
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