幼稚園や小学校の受験は、子どもだけでなくパパママの服装も重要。お受験のとき、どんなパンプスがいいのか、その選び方のポイントをお受験コーデと合わせてご紹介します。
お受験コーデのポイント
ママの服装は清楚で控えめな雰囲気にまとめるのがコーデのポイント。服装はジャケットにスカートかワンピースを合わせたスーツスタイルにまとめます。色は濃紺が基本で、ボタンはスーツと同色にするようにします。襟はショールカラーで、やわらかな感じがするものを選ぶようにしましょう。スカート丈は、椅子に座ったときに膝が見えない長さがベストです。膝が隠れるとはいえ、パンツスーツはカジュアルな感じがするので、避けた方がいいでしょう。面接では待ち時間が長くなることも多く、生地によっては座りジワが付いてしまう可能性があります。ウールなど、シワになりにくい生地を選ぶことも大切です。
パンプス選びのポイントは
通常面接は室内で行われますが、いつどこで誰に見られてもいいように、パンプスもしっかり選ぶことが重要です。パンプスは黒の革が基本です。デザインはシンプルなものを。柄や飾りの付いたものは避けましょう。つま先をラウンドトゥやアーモンドトゥにすると、柔らかい印象のスーツと雰囲気を合わせやすくなります。フォーマルな装いなので、ぺたんこ靴は避けてヒールのある靴を選ぶましょう。ただし、あまり高すぎると清楚な雰囲気を壊す可能性があるので、ほどよい高さを選ぶことも大切です。
歩きやすく脱ぎ履きしやすいことも大切!
本番では、パンプスからスリッパに履き替えて面接を受けることになりますが、緊張のあまり思うような動きができなくなる可能性も。履き替えに手間取ったり、慣れないヒールに足を取られたりすると、さらに緊張が増してしまいます。落ち着いて面接を受けるためにも、脱ぎ履きのしやすさと歩きやすさも考えてパンプスを選ぶことをおすすめします。普段ヒールを履き慣れていない方には太めのヒールがおすすめ。またヒールの高さも歩きやすい3~5cmを選ぶといいでしょう。
面接の担当者に好印象を与えるためにも、小物など細かい所まで気を遣うことも大切です。小物もパンプス同様、シンプルな黒を選ぶことが基本です。バッグはブランド名がわかるような物はNG。面接時バッグの置き場所が特に指定されない場合は足元に置くことになるので、底に鋲があるバッグがおすすめです。荷物が多くなることも多いので、トートタイプのサブバッグがあると便利でしょう。この場合も色は黒でブランド名がわかるような物はNGです。スリッパ持参の場合は、こちらも黒いものを。下足入れもお受験向きの黒いものがあるので、そちらを選ぶようにしてください。
お受験ではアクセサリーなどは必要ありません。どうしてもという場合は、シンプルなパールのアクセサリーで。化粧やヘアスタイル、ネイルも同様、あまり華美にならないように気を付ける必要があります。また、それぞれの小学校や幼稚園で特色があるので、迷ったら先輩ママがどんな格好をしたか聞くのが一番です。
上手にパンプスを選んで、お受験を乗り切ろう
お受験の主役はあくまでも子ども。そしてそれをサポートするのがママの大切な役割です。今までの努力をしっかり出すにためにも、足元をおろそかにしてはいけません。落ち着いて会場に向かえるよう、歩きやすくコーデに合ったパンプスを上手に選びましょう。
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