結婚式にも着まわしOK！便利な優秀パンプス

日常ではどんな靴を履いても問題ありませんが、結婚式のようなフォーマルな場所では、マナーを守ったきちんとした装いが求められます。結婚式以外のシーンでも履ける、着まわし便利な靴選びは、結婚式に履いていく際にマナー違反にならないように注意点を知ったうえで選ぶと良いでしょう。

そもそも、結婚式のお呼ばれ靴は、ブーツやミュール、サンダルなどはすべてNG。カジュアルでも、露出があってもだめなのです。つまり、パンプスを選ぶのが基本。しかし、だからといってどんなパンプスでもいいわけではありません。

露出のある靴自体、フォーマルでないとされていますが、結婚式では、オープントゥのパンプスも履いてはいけないというマナーがあります。なぜでしょうか。

そのヒントは、つま先が見えること。つま先が「妻先」、「妻が先に逝く」ことにつながるためです。こじつけに感じるかもしれませんが、結婚式というお慶びの席では、縁起が良くないものは嫌われます。

たとえば、スピーチでは、夫婦の離別を連想させる「忌み言葉」は使わない、ご祝儀に包む金額でも、数字が割れる偶数は、別れるにつながるので避けるというのは、よく知られています。こうして考えると、オープントゥのパンプスがダメな理由も、自然に感じられるのではないでしょうか。

つい、着まわしできそうとデザインだけで選びたくなりますが、便利さよりもマナーを優先したいですね。ちなみに柄や生地の種類にも、配慮が必要です。

結婚式というせっかくのお祝いの場では、普段より自分をよく見せることは大切です。結婚式だけに履くなら、ドレスに合う華やかでラグジュアリーなパンプスで良いのですが、着まわしのことを考えると、足元だけ浮きかねません。きれいめコーデでは、上品さを意識することで全体のバランスが保たれます。華やかさと上品さは、必ずしもイコールにはなりません。

また、ぺたんこヒールでは、カジュアルな雰囲気になりがち。ある程度の高さが必要です。ふくらはぎの位置が高くなると、足のラインがきれいに見えて、上品さを添えるという効果も。ヒールの高さは7cmが理想とされていますが、ハイヒールである必要はなく、3cmあるだけでもきれいに見えます。

この高さなら、普段はスニーカーしか履かない方でもスムーズに歩くことができるはず。それと、ヒールは細いほどエレガントな雰囲気をまといます。つまり、着まわしに便利な上品パンプスとは、キラキラし過ぎない、主張しすぎないデザインであること。ヒールの高さ・太さにも着目して選ぶのがポイントです。

着まわしのしやすさで選ぶなら、やはり飾りのついていないベーシックなプレーンタイプのパンプスです。流行に左右されず、長く履けるというメリットもあります。飾りが欲しいときは、シューズクリップを着ければ大丈夫。表情がガラリと変わります。

では、カラーについてみていきましょう。着まわしに便利なカラーの1つに黒がありますよね。ただ、黒いパンプスは結婚式に履いていって良いのか悩んだことはありませんか。実は、黒でもマナー違反にはなりません。もちろん、全身黒づくめは考えもの。

あくまで、アクセントカラーとして取り入れてください。黒と並んで、着まわしに活躍するカラーといえばベージュです。どんなコーデにも合わせやすいので、持っていると便利ですよ。

こちらは、本革エナメルの光沢が美しいプレーンパンプス。ヒールには本スタックを使用することで、高級感もあり丈夫です。インソールはさらりとした質感の豚革素材で吸湿性が高く、足当たりの柔らかい履き心地が持続します。

結婚式のようなパーティーシーンはもちろん、デイリーにオフィスにと着まわせるので便利です。履くほどにやみつきになる1足です。

いかがでしたか？結婚式のようなお呼ばれシーンにも日常にも馴染むお気に入りのパンプスが1足あれば、いざという時でも堂々とお洒落を楽しめますよね。あなたも是非、着回しができて便利なパンプスを新調してみてはいかがでしょうか？