どこまでOK?オフィスのサンダル
コーデを紹介するその前に、オフィスのドレスコードについてちょっと考えてみましょう。オフィスの服装は制服などきっちり決まっている場合と、オフィスカジュアルの範囲で自由な服装の場合があります。
この「オフィスカジュアル」が曲者。「どこまでカジュアルでOKなのか」は、会社や業種で異なります。A社では問題ない、とされる服装も、B社ではNG、というケースも少なくありません。
例えば、筆者が以前いたマスコミ系の会社は大変ゆるいドレスコードで、ほとんどの会社でNGであろうEVサンダルでもOKでした。
一方、ドレスコードが厳しい会社では、上品なミュールでも「遊びに行く格好」として注意され、サンダルを履くこと自体が認められないケースもあります。
今回は、オフィスで浮かないキレイめコーデとそれに合うサンダルを中心にご紹介しますが、会社や業種によってOKなもの、NGなものは変わります。事前に会社の先輩や同僚などのファッションをチェックしたり、「これってどうでしょう?」と相談をしたりしておけば、ワードローブを選ぶ際にも安心できますね。
スーツにも合う!上品なオープントゥのヒール
ワードローブにぴったりの、シンプルで上品なサンダルです。ヒールにあうゴールドのラインが足元にアクセントを加えます。オープントゥとサイドカットのデザインがほどよい抜け感と高い品性を演出。足首をしっかりホールドしてくれるアンクルストラップは、S字フックなので脱ぎ履きもラクラク。さっと履けるので、1秒でも惜しい出勤前には大助かりです。
この靴のおすすめのコーデは、パンツスーツ。かっちりしたスーツに、足先をチラリと見せて女性らしさを演出できます。
清楚な雰囲気を演出!クロスデザインサンダル
つま先とかかとをほどよく隠すので、清楚で上品な雰囲気を演出できるストラップサンダルです。ゴールドの留め具がキレイめコーデによくマッチしますよ。カラーバリエーションも豊富で、落ち着いたベーシックカラーもそろっていますので、オフィスでも違和感なく使えます。
ヒールが高くても、歩いたときの衝撃を吸収してくれるふわふわのトリプル高反発クッションで、足が痛くなりにくいのもポイント。立ったり歩いたりと忙しいお仕事にもピッタリです。
おすすめは、ミモレ丈のスカートとシフォンブラウスとの組み合わせ。ガーリーで清楚な感じがオフィスにマッチ。
どんなコーデにも合わせやすい!チャンキー
シンプルだけどトレンドなチャンキーヒールのサンダルです。先に紹介した2点と比べてややカジュアル寄りなので、柄タイプを選ぶときはご注意を。会社によってはNGが出るかもしれません。
シンプルな黒やオークであれば、オフィスにもマッチする雰囲気です。ヒールの高さは歩くのにちょうどよい約5cm。ヒールが太いため安定感もあり、太めのアンクルストラップが足首をしっかりホールドしてくれるので、走ることだってできます。忙しく働く女子にぴったりのサンダルです。
いろいろなファッションにあうサンダルですが、オフィスでのおすすめはワイドパンツとのコーデ。ゆったりした一見ロングスカートに見えるようなハイウエストのワイドパンツがおすすめ。カットソーと組み合わせて、上品かつアクティブにまとめてみてはいかがでしょうか?
オフィスではNGなファッションに気を付けて!
暑くなってくるとクールビスも始まる会社も増え、オフィスのカジュアル度も上がります。ですが、どんな格好でもOK、というオフィスはまずないでしょう。
ほとんどの会社には「ドレスコード」というものがあります。そしてそのドレスコードが社則に明記されていることはそう多くなく、「会社の雰囲気や空気」で決まっていると言われています。
つまり自分のファッションは「空気を読め」ということです。会社には「仕事」をしに行くわけですから、業務に支障がない、同僚や来客した方に不快感を与えないことがポイント。この点に注意して、オフィスファッションを楽しんでみましょう!
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