2017年の春のトレンド、押さえておきたいポイントは?
毎年、国際エキスポで発表されるPANTONEカラー(世界共通で使用されているカラー見本の商標)は「WONDERLAND WHITE(アイボリーがかった白)」や「MATURE YELLOWS(アプリコットのような黄色)」など、全14色をこの春のトレンドカラーとしています。
傾向としては、優しく淡い中で落ち着いた感じの印象があります。ファッションの傾向として、冬に引き続いてアビスブルーを使ったファッション、ボタニカル、ギークがトレンド。春らしいカラーを使って、上手にコーデしてみませんか。
アビスブルーで大人っぽく
「アビス」とは深海を意味します。アビスブルーとは深く暗いブルーのこと。日本語でいう「藍色」ですね。アビスは冬から引き続いての流行ですが、春から夏にかけてぜひ取り入れたいトレンドです。
淡い色や、甘めのコーデにワンポイントで取り入れると、かっちり引き締まって大人の雰囲気を醸し出します。アビスをどう取り入れるか迷ったなら、合わせやすいデニムで。インディゴのデニムスカートに春らしい甘めのトップスのコーデなら、着回しも難しくないはず。
日本ならではの「藍染め」もぜひ取り入れてほしいアイテムです。藍染めのTシャツやワンピースはこれからの季節に活躍してくれること間違いなしです。
アースカラーを使ったボタニカル
春夏の定番とも言えるボタニカル。落ち着いたアースカラーを取り入れた「ボタニカルワールド」が今年のトレンドです。ちょっとレトロなデザインも、この春らしくておすすめ。
ボタニカルはデニムとの相性も抜群なので、ぜひ取り入れて欲しいところです。ボタニカルのワンピースに、デニムのジャケットのコーデは「ボタニカル」に「アビス」の組み合わせで旬なコーデになります。
レトロなギークスタイルで、独特なファッションを
「ギーク」とは英語で言う「オタク」。ギークスタイルとは、言ってしまえばオタクファッション。一歩間違えればただのダサいファッションですが、上手に着崩してオシャレに仕上げるのがギークスタイルです。
今年のトレンドは、派手な配色にレトロな雰囲気を取り入れたものです。紙一重のファッションゆえ、取り入れるのにはなかなか難易度が高い印象がありますが、アイテムを上手に使えばそんなに難しくありません。
おすすめのアイテムは、「丸めがね」に「ベレー帽」。丸めがね一つで、ぐっとギークになります。最初に取り入れ、最大に活用できるアイテムだと思います。もう一つのおすすめはベレー帽。昭和レトロな乙女の雰囲気を演出できます。
普通のコーデに丸めがねとベレー帽を組み合わせるだけなので、誰にでも簡単にギークスタイルができます。ジャージも簡単にギークスタイルができるアイテムなのですが、上記二つに比べると破壊力もそれなりにあるので、コーデには要注意。上手にコーデできると、良い感じでカジュアルダウンできます。
春らしさに自分らしさをプラスして
今年のトレンドは、特に目新しいものはなく、昨年からの流れをくんだものが主流となっています。ボタニカルやアビスなど、定番といっていいものも多いので、その分コーデもしやすいのではないでしょうか。この春らしさに自分らしさをプラスして、いろいろなコーデを楽しんでみてください。
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