大きいサイズになると、そもそも履けるサイズのパンプスを探すのが大変で、履き心地は後回しになっている人も多いはず。大きいサイズでも履き心地のいい、楽チンなパンプスの選び方をご紹介します。
大きいサイズのパンプスはどこで買う?
日本女性の足のサイズは、22.5センチから24.5センチの範囲が一般的。それ以外のサイズになると、なかなか手に入りにくくなります。数の少ない26センチ以上の大きいサイズになってしまうと、気に入ったものを選ぶよりも「サイズがあるかないか」が選ぶポイントになっているかもしれません。履き心地も二の次三の次で探してはいませんか?
種類があるからとインポート物を買っている方は要注意。日本人の足型に合わないパンプスで足が痛くなってしまう可能性があるからです。
パンプスを購入するなら、日本人の足型にあったものが手に入る大きいサイズの専門店や、メーカー直営店での購入をおすすめします。
足が楽なパンプスを選ぶポイントは?
長時間履いても足が楽なパンプスを選ぶポイントは次の3つ。
(1)足にフィットしているか
(2)足への負担が少ない工夫がされているか
(3)歩きやすい工夫がされているか
大きなサイズのパンプスもこれらを考えて選ぶと足に合わずに結局履かなくなってしまった……というリスクを避けることができます。
足にフィットするパンプスの選び方
自分の足に合わないパンプスは、足が痛くなり長時間履き続けることができません。
専門店などで直接手に取ることができるのであれば、試着してフィット感を確かめましょう。特に大きなサイズのパンプスは、極端に大きすぎたり小さすぎたりすることがあるので、試着できるのであれば必ず試してみてください。
試着する時間帯は、足がむくむ夕方が適していると言われますが、あまりこだわることはありません。「靴を履いていて一番動く時間帯」が一番足に負担がかかっているわけですから、その時間帯に試着する方が良いでしょう。
通販で買う場合、手に取って確かめることができない分、注意して選ぶ必要があります。
サイズ感は製品によって違うので、まずはユーザーレビューや製品説明をよく読むこと。そうするとだいたいのサイズ感を掴むことができます。
また、サイズが合わなかった場合の返品交換が可能かどうか、可能ならどのような条件になっているかしっかりチェックすること。返品交換が可能であれば、万が一サイズが合わないものが届いても安心です。
足への負担はどこをチェックする?
長時間履いていて足が痛くなるのは、摩擦で靴ずれがおこっているか、つま先部分に体重がかかって痛くなるのがほとんどです。これらを防ぐためにチェックするポイントは2つ。
1つは履き口部分。足触りがいいかのほか、ムレてくっつかないように通気性を良くするなど、摩擦が少なくなる工夫がされているかチェックしましょう。
もう1つはインソール。フワフワのインソールは足への負担を減らしてくれるのでおすすめです。
歩きやすい工夫はどこをチェックする?
歩きやすいパンプスのチェックポイントは次の3つ。
(1)パンプスは足をしっかりホールドしているか。
(2)靴底にはグリップ力があって滑りにくい工夫がされているか。
(3)ヒールがある場合は、太ヒールや、細くても付け根が太くなっていたりとバランスが取りやすい工夫がされているか。
大きいサイズだけにとらわれず、これらのポイントをチェックして、歩きやすいパンプスを選びましょう。
楽チン=長時間履き続けられる、走れること
大きいサイズでも足が楽チンなパンプスは、疲れにくく走ることもできるパンプスでもあります。迷ったら「走れるパンプス」で探すと、足が楽なパンプスを見つけやすくなります。
サイズがあるかどうかだけでなく、履き心地にも注意してパンプスを選びましょう。
- 季節・トレンド