スニーカーは歩きやすくて疲れにくいから普段から履きたいけれど、足が短く見えてしまう…
そんな悩みを解決してくれるのがインヒールスニーカーです。スニーカーの履き心地、ハイヒールの脚長効果を持つインヒールスニーカーについて、特徴や選び方を解説します。
スニーカーとハイヒールの長所をもつインヒールスニーカーの特徴
構造はスニーカーそのものなのに、ヒールが高くなっている、それがインヒールスニーカーの特徴です。ハイヒールとは違い靴底の大部分が地面に接地しているので、安定感があります。
クッションも効いているので着地衝撃が少なく、足が疲れません。厚底スニーカーとは違い、踵の部分だけが高くなっているという特徴があります。そのため足を長く見せるだけではなく、ハイヒールのように足のラインを美しく見せる効果があるのです。ヒールの部分が目立たないので、わざとらしさもありません。
カジュアルな格好にマッチし、しかも美脚効果があるシューズというのはなかなかありませんが、インヒールスニーカーならばそういった要求に応えることができます。
インヒールスニーカーのメリットやデメリットとは?
足長効果や美脚効果はもちろんのこと、ホールド性がいいという特徴を持っているので、足の指などにあまり負担がかからないというメリットがあります。そのため、外反母趾などの足のトラブルに悩まされるおそれがほとんどありません。
スニーカーなので素材も豊富で、さまざまなデザインを楽しむことができます。ショッピングや行楽地へのお出かけなど、幅広い用途に使うことができるシューズなのです。素材によってはとても軽く、ちょっとした運動に使えるものもあります。しかしフラットなスニーカーほどには動きやすくはないので、あまり激しい運動には使わない方がいいでしょう。
デメリットとしては、ヒールが高すぎるとボリュームが出て、見た目のバランスがとりにくくなるということがあげられます。
インヒールスニーカーに合うコーデや注意点とは?
インヒールスニーカーを履けば、ジーンズにTシャツという姿でも、スタイルよくまとまってくれます。春ならばかわいい色のインヒールスニーカーに、ホワイトのデニムなどを合わせてもいいでしょう。ショートパンツにもよく合います。
インヒールスニーカーは、秋冬にはショートブーツの代わりとしても使えます。若さを前面に出すには、ショートブーツよりもむしろ、インヒールスニーカーの方が合っているでしょう。カジュアルな格好をしても、ひとつ上のスタイルにしてくれるインヒールスニーカーですが、注意したい点もあります。
ヒールが高すぎるとボリューム感が増してバランスがくずれるということです。正面から見るだけでなく、横からの姿も見て、自分のスタイルとバランスの取れている高さのものを選ぶようにしましょう。
インヒールスニーカーのメリットを活かす上手な選び方
せっかくスニーカーの長所をもったシューズを選ぶわけですから、履き心地のいいものを選びましょう。見た目がスニーカーでも、履いてみるとクッションがほとんど感じられないといったシューズでは、インヒールスニーカーのメリットを活かせません。
普段履きに使うのならば、ヒールの高さは5cmくらいにするほうがいいでしょう。あまり高すぎると安定性が悪くなりますし、見た目のバランスも崩れてしまいます。脚長効果を期待するならば、ハイカットのものは避けたほうがいいかもしれません。足首を隠してしまうと、印象としては足が短く、太く見えてしまうからです。
普段履きにおすすめのインヒールスニーカー
スリッポンタイプのインソールスニーカーです。大人の色合いの落ち着いたデザインのスニーカーで、普段履きにピッタリ。ヒールの高さも約5.6cmとちょうどいい高さで、見た目にも違和感がありません。
カラーが10色も用意されているので、どんな服装に合わせることもできるでしょう。インソールなのでもちろん足長、美脚効果もバッチリです。ローカットのデザインは足首もきっちり見せてくれるので、足のラインがよりいっそう美しく見えます。
インソールやかかとなどに高反発クッションを使用しているので着地衝撃をやわらげ、さらにフラットなゴムソールの採用で、疲労しにくいという特徴をもっています。歩きやすく、飽きのこないデザインで、普段履き用に何足か持っておきたいスニーカーです。
スニーカーとハイヒールの長所をあわせ持ったインヒールスニーカーは、幅広い用途に使える便利でおしゃれなシューズです。見た目にバランスがよく、足に優しいタイプのものを選んで、さまざまなシーンで活用してください。
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